会長挨拶 of 第16回日本胎児心臓病研究会学術集会

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大阪府立母子保健総合医療センター 
小児循環器科   稲 村  昇

大阪での学術集会です

この度、第16回日本胎児心臓病研究会学術集会を2010年2月19日・20日に大阪で開催させていただくこととなりました。近年の胎児診断の発展は目覚ましいものがあります。しかし、胎児診断は診断を受けた母親にとって有益な検査だったのでしょうか。
私事ですが、高熱でうなされている幼い私を母親が背中に背負い近所の開業医の扉を叩いている光景をこの年になっても覚えております。今も、病児を背負う母親を見ると熱いものがこみ上げてきます。この熱いものは何なのでしょうか。胎児診断の向上で、たくさんの心疾患が胎児診断できる(される)ようになりました。しかし、診断された母親は病児を背負ったまま置いてきぼりになっていないでしょうか。私たちは診断された母親にもっともっとできることがあるのではないでしょうか。この思いを結実させたく「胎児診断を受けた母親への支援」を学術集会のメインテーマにいたしました。シンポジウムも予定しております、みなさんで熱く考えて頂けないでしょうか。

懇親会をご期待ください。

最後になりますが、私の性格上、懇親会には一層の熱き思いを込めました。懇親会も研究会の一プログラムと考えて、白石先生を中心にかつてない懇親会を計画しております。大阪での学術集会です、安うておいしい、おもろい懇親会をご期待ください。

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第1回里見元義賞

日本胎児心臓病研究会が発足し、今年で16年になります。本研究会の発展は目覚ましいものがあります。発表も症例中心の発表から疾患単位での臨床研究が中心となり、充実した内容の発表が増えています。そこで、今回の学術集会から「里見元義賞」を創設し、優秀な演題に授与することとなりました。この賞は里見元義先生の胎児心臓病学への功績をたたえるとともに会員のみなさまの優れた臨床研究を発表で留まるのではなく、論文発表の一助になればと考え発案いたしました。第1回の今回は症例報告を除く、臨床研究から選考いたします。公募性といたします。演題登録時に里見賞候補と明記してください。今後の「里見元義賞」の発展のためにも第1回の成功にご協力をお願いいたします。